2012年06月26日

うつ病対策は20歳代から!

突然のことにびっくりしないように、

脳の興奮を鎮める働きがある

セロトニン。



セロトニンは、

朝、7~8時台に

分泌が増えます。



これから1日が

始まるという時間帯に

あらかじめ分泌を増やし、

今日1日を

穏やかに過ごすための

時計遺伝子の戦略です。



セロトニンには、

リズム運動で分泌が増えるという

特徴があります。



投射速度は

1秒間に2~3回。

このリズムと同じなのが、

噛むことや歩くこと。



大切なのは、

このリズムを感じることです。



リズムを感じることを

内的注意と言います。

自分の内部に注意を

向けるということ。





テレビを見ながらの

朝食が多いと思いますが、

それでは噛んでいても

リズムは感じられない。



テンポよく噛むことに

注意を向けられれば、

セロトニンの分泌は増え、

ストレスに対する脳の準備が

整います。



歯ごたえのある朝食にして

ガリガリとテンポよく噛むこと。



ちゃんと注意を向けて

噛んでいると、

憂うつなことを

考える余裕などなく、

脳は鎮まってしまいます。



うつ病対策は、20歳代から!

http://activesleep.net/sleep/
  

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2012年06月25日

インシュリンにゆだねた生活

甘いものや高カロリーなものを

食べるとインシュリンが大量に

出ます。



インシュリンは、

何をしているのでしょうか?



インシュリンの仕事の目的は、

エネルギーの貯蔵。



糖分を、筋肉と脂肪に

蓄えて、その後食事をとらなくても

エネルギーが使える状態を

つくります。



糖分をグリコーゲンにして

筋肉に取り込む。

糖分を中性脂肪として

脂肪に取り込む。



こうして

私たちは、いつも食事を

していなくても動けます。



のはずが、

このインシュリンの働きを

台無しにしてしまう食べ方を

してしまいます。



貯蔵したのは、

食べなくてもいいため。



なのに、食べてしまう。

身体としては、

必要のない栄養です。



インシュリンの顔まるつぶれ。





さらに、

睡眠が不足すると

インシュリンの分泌が低下します。

http://activesleep.net/sleep/





貯蔵をしてくれていた

インシュリンがいなくなると

どうなるか。



糖分は血液中に

残るので、

糖尿病のリスクが高くなります。



インシュリンの働きを

もう少し尊重してみましょう。



インシュリンは、

勤務時間が決まっています。



朝、6時あたりに起床する人は、

7時と15~17時に勤務しています。



この時間に食べれば、

それは貯蔵されます。



逆に、

その時間の後は

エネルギーという観点では食べなくても

良いです。



まずは

睡眠リズムを使ってインシュリンを

確保します。



インシュリンが出る時間に合わせて

食事ができれば、あとは省けます。



インシュリンを信頼し、

ゆだねた生活をおくられれば、

メタボも糖尿病も減り、

インシュリンも報われます。

  

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2012年06月22日

笑顔で記憶力アップ?!

笑顔が印象的!って

いいですね。



実は、脳には、

笑顔によって記憶が高まる

作用があります。



普通の表情をした人と

笑顔の人、両方から

記憶のテストを受けた実験では、

笑顔の人からテストを

受けた方が成績が良いという

結果が出ました。



実際に

笑顔を見た時の脳は

どうなっているのでしょう?



画像をとってみると

眼窩前頭皮質と

海馬の活動が活発に

なっています。



眼窩前頭皮質は

モチベーションの中枢。



この場所が障害されると

何もする気がなくなってしまいます。



海馬は

記憶の中枢。



2週間以内の短時間の

記銘を行います。



笑顔だと

気持ちが良いということが

なかなか受け入れられない

男性にとっても、

科学的な根拠があるのだから

仕方ないか。



自分自身をメッセージとして

活用するのは、

リハビリテーションの基本です。

http://activesleep.net/sleep-method/



病院で記憶検査をすると

バイアスがかからないように

神妙な感じで行われるのですが、

受ける側の立場では

少しでもいい結果を!と

望むのが人の心情です。



笑顔で検査してあげられたらなー

なんて思ったりもします。



世の中には

コワイ笑顔もたくさんありますが、

この場合は自然な笑顔の話。



人に何かを伝えるときは、

ぜひ、自然な笑顔で!
  

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2012年06月21日

自分の脳に合った学習方法は?

脳の使い方は、皆それぞれ。

自分の脳の使い方に合った

学習方法を知ることが大切です。



脳の使い方を

まず大雑把に知るには、

大きく2つに分けます。



感覚の偏りと

その処理方法です。



ちょっとテストしてみましょう。



目的地に

たどり着くために

どちらの方法が

理解しやすいですか?



①地図を見る



②○○を右に曲がって、

 その先の交差点を・・・と

 説明を受ける



どちらが理解しやすいか。



どちらの系統も脳の中で

使用するのですが、

人によって偏りが

あります。



①が理解しやすい人は、

視覚同時処理タイプ。



全体のイメージを見せられると、

まず大雑把につかみ、

そこから部分の構成に入ります。



②が理解しやすい人は、

聴覚継時処理タイプ。



段階をおって時間の流れで

理解して、全体を把握します。



ちなみに

私は、視覚同時処理タイプ。



プレゼンテーションの準備は

使用するイラストの

お絵かきから始めます。



脳の処理方法を知ることは、

自分の取り扱い説明を受けることです。



詳しく知れれば、

自分自身をもっと活かすことができ、

さらに、職場で取り組めば、

お互いの理解が深まったり、

人材を活かすことにつながります。



睡眠と脳の働き。

これを押さえることが、

人材力活用のポイントです。

http://activesleep.net/seminar/
  

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2012年06月19日

神経の選別作業

この神経は

もう使わないから捨てよう。

これは時々使うから

もう少しとっておくか・・・。



睡眠中には

こんな作業が行われます。



睡眠は4段階。



意識はあるけど

つじつまが合わないことを考える

第1段階。



歯ぎしり、寝返りをする

第2段階。



意識なく、

起こされても起きない第3・4段階。



第2段階には、

紡錘波と呼ばれる、

糸巻みたいな形の脳波が出ます。



これが

記憶の整理に関与しています。



記憶には、

覚える→とっておく→思い出す

という3つのphaseがあります。



覚えることを担当する神経は、

覚えた後は不要です。



この不要な神経が脳に残っていると

容量を使ってしまいます。



これを整理します。



この神経は

もう使わないと

判断されたら除去されます。





この作業を睡眠中に行って

私たちはバージョンアップできるのです。





眠りを使いこなして、新しい自分に!
sleep school 開催中です。

http://activesleep.net/news/
  

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2012年06月18日

夕方の眠気に要注意!

夕方眠い・・・。

帰宅電車で乗り過ごしたり、うちに帰ると

とりあえず眠ったり。



これは単に疲れがたまっているのでは

ありません。



体内時計がずれている状態、

「内的脱同調」のサインです。



夕方は、本来ヒトが

もっとも活発になる時間。



体温は最高になり、

心臓と肺はもっとも効率よく

働きます。



この時間に体を動かしてこそ、

眠りは深くなります。



内的脱同調は、

簡単に起こります。



たとえば週末の寝だめ。



3時間遅く起きると、

睡眠‐覚醒リズムは、

3時間リズムが後ろにずれます。



すると、

本来14時あたりにあった眠気が

17時あたりになってしまいます。



リズムがずれると

何が悪いのか?



たとえば、

胃が食べ物を消化した後に、

腸が働くはずが・・・
働かない?!

そして翌朝は便秘・・・。



時計遺伝子のタイミングが合わないと、

私たちの臓器の働きは、

目標を達成することができません。



睡眠は自分でコントロールできます。

http://activesleep.net/active-sleep/qa.html
  

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2012年06月14日

三日坊主は生体リズム?!

赤ちゃんは、

1日24時間のリズムより、

7日間のリズムの方が

強くみられます。



7日間のリズム。

サーカセプタンリズムと

言われます。



血圧や血ガスの変動から、

事故が起こる頻度、

ヒトの活動周期など。



7日間を境に

あるサイクルを繰り返します。



その半分、

3.5日リズムというのも

確認されています。



過重労働をしている

会社員の活動周期には

3.5日リズムがある。など。





ん?

3.5日で新しいことへの関心や

取り組むエネルギーが切り替わると

いうのは、

三日坊主ですね。



よく、

新入社員が仕事を辞めたくなる

タイミングとして、

3日、3週間、3か月、3年などと

言われますが、

生体リズムとヒトの活動を

ひもといていくと、

一定の規則性が見えてきます。



  

Posted by ActiveSleep at 08:46Comments(0)

2012年06月14日

三日坊主は生体リズム?!

赤ちゃんは、

1日24時間のリズムより、

7日間のリズムの方が

強くみられます。



7日間のリズム。

サーカセプタンリズムと

言われます。



血圧や血ガスの変動から、

事故が起こる頻度、

ヒトの活動周期など。



7日間を境に

あるサイクルを繰り返します。



その半分、

3.5日リズムというのも

確認されています。



過重労働をしている

会社員の活動周期には

3.5日リズムがある。など。





ん?

3.5日で新しいことへの関心や

取り組むエネルギーが切り替わると

いうのは、

三日坊主ですね。



よく、

新入社員が仕事を辞めたくなる

タイミングとして、

3日、3週間、3か月、3年などと

言われますが、

生体リズムとヒトの活動を

ひもといていくと、

一定の規則性が見えてきます。



  

Posted by ActiveSleep at 08:46Comments(0)

2012年06月13日

眠るための映像がある

脳の中の情報に注意を向ける

「内的注意」という機能があります。







「考えを集中する」

などというよく言いますが、

これが内的注意。




脳は、

自分の外に注意を向けたり

取り込んだものを(自分の中)に

注意を向けたり、

という働きを柔軟に切り替えて

情報処理をしています。




眠る前には、

この内的注意の機能が

低下します。




すると、

受け身の思考がどんどん

浮かんできます。




この思考は、

往々にしてネガティブ。




自分から注意を向けて

見ている情報ではないので、

気に留めていなかったことが

一方的にどんどん浮かんできます。




つらいです。




眠れません。







そんなときは、

まず目の前に真黒いスクリーンを

浮かべましょう。




浮かんでくる考えには

注意せず、

真黒いスクリーンをうかべることに

集中します。




そのままじっと待ちます。




途中でなにか浮かんでも

真っ黒にします。







しばらくすると、

ヘンテコな映像が浮かびます。




たとえば、

昨日の晩、

私の頭には、

ウッディアレンが足のすねに

虫刺されが・・・と気にして

ずっとしゃべっている映像が

浮かんできました。




なんだそりゃという

映像が浮かんだら、

脳波はθ波に移行しています。




この映像が

入眠時心像です。




これは、

脳が、

自身を外部と遮断し、

眠りの作業に入りやすくするために

見せている映像です。




こんなシステムが

備わっているなら、

使わなければ損です。




映像(昨夜の私はウッディアレン)に

集中します。




次第に、

さらにヘンテコな展開に

なっていき、意識がなくなっていきます。




こうして入眠できる。







眠り初めに

考えごとがぐるぐるしてしまう方は、

やってみてください。




訓練効果もあるので、

実践していると、

このシステムを上手に

使うことができます。




眠りを知ることは、

自分をよく知ること。




本日は、

睡眠中に性格がつくられるという

事実にフォーカスした、

あしたを変えるセルフマネジメントセミナーです。

http://soho-shizuoka.gr.jp/seminars/2032/



  

Posted by ActiveSleep at 14:50Comments(0)

2012年06月12日

情報は摂取と消化のバランスが肝心です

ヒトの感覚は、

能動的に得るときと、

受動的に得られるときで

神経の経路が違います。





視覚・聴覚・筋肉の感覚など。



たとえば視覚では、

本を読むことと

テレビを観ること。



どちらも視覚情報ですが、

前者は能動的で

後者は受動的。



受動的な感覚は

神経に負担がかかります。



取捨選択をするだけの

高い覚醒度も必要。



自分に害のある情報かどうかを

見極める高い緊張感も必要。





ヒトは、

危険なことを察知する感覚の方が

速い速度で脳に到達します。



命を守る機能ですが、

これが裏目に出ます。



ネットで調べ物をしようと

検索します。

途中で視覚情報に触れます。

その受動情報の方が

脳に早く到達します。



あれ?

何を調べようとしていたんだっけ・・・?





こんなことありませんか?



これは

脳にとっては

結構な負担です。





ストレスの対処方法を

あれこれ調べて

脳に負担をかけるのは

もったいないです。



脳の容量は、

もっと、肝心なことに

使いたい!



たまには

情報断食も良いです。



情報も

過剰摂取では消化にエネルギーを

使いすぎます。





摂取と消化のバランスが

大切です。



◆情報過多になっているサインは

同時に睡眠状態を表します。

6月11日発売の週刊東洋経済に

すぐに使える不眠解消法として掲載されました。
  

Posted by ActiveSleep at 08:41Comments(0)