2012年06月13日

眠るための映像がある

脳の中の情報に注意を向ける

「内的注意」という機能があります。







「考えを集中する」

などというよく言いますが、

これが内的注意。




脳は、

自分の外に注意を向けたり

取り込んだものを(自分の中)に

注意を向けたり、

という働きを柔軟に切り替えて

情報処理をしています。




眠る前には、

この内的注意の機能が

低下します。




すると、

受け身の思考がどんどん

浮かんできます。




この思考は、

往々にしてネガティブ。




自分から注意を向けて

見ている情報ではないので、

気に留めていなかったことが

一方的にどんどん浮かんできます。




つらいです。




眠れません。







そんなときは、

まず目の前に真黒いスクリーンを

浮かべましょう。




浮かんでくる考えには

注意せず、

真黒いスクリーンをうかべることに

集中します。




そのままじっと待ちます。




途中でなにか浮かんでも

真っ黒にします。







しばらくすると、

ヘンテコな映像が浮かびます。




たとえば、

昨日の晩、

私の頭には、

ウッディアレンが足のすねに

虫刺されが・・・と気にして

ずっとしゃべっている映像が

浮かんできました。




なんだそりゃという

映像が浮かんだら、

脳波はθ波に移行しています。




この映像が

入眠時心像です。




これは、

脳が、

自身を外部と遮断し、

眠りの作業に入りやすくするために

見せている映像です。




こんなシステムが

備わっているなら、

使わなければ損です。




映像(昨夜の私はウッディアレン)に

集中します。




次第に、

さらにヘンテコな展開に

なっていき、意識がなくなっていきます。




こうして入眠できる。







眠り初めに

考えごとがぐるぐるしてしまう方は、

やってみてください。




訓練効果もあるので、

実践していると、

このシステムを上手に

使うことができます。




眠りを知ることは、

自分をよく知ること。




本日は、

睡眠中に性格がつくられるという

事実にフォーカスした、

あしたを変えるセルフマネジメントセミナーです。

http://soho-shizuoka.gr.jp/seminars/2032/



  

Posted by ActiveSleep at 14:50Comments(0)