2012年04月09日

うつぶせでよだれは大切!

うつぶせで眠っていると、
よだれを垂らして​しまうことが…。


びっくりしてはっと目覚めることがありますよね。



でも実はこれ、体内で増殖した菌を排出する大切​な働きなのです。
体内にたまるよだれや痰は、
吸い込んでしまった大気中の菌を
外に出すためのもの。


この痰を吐き出さないということは、
生たまごを37度(体温)の夏の​暑い部屋に置いている状態と同じなのです。
菌はどんどん増殖することは想像できます。


仰向けに寝ていると、
このよだれや痰が、
いつも器官と食道の間をいったりきたりしている状態。

誤嚥性肺炎のリスクが高まります。


菌を外に出せないと、
疲労や風邪、治​癒力の低下を招きます。


私は、病院で、自分で痰が出せなくなった患者さんの
痰を、ろっ骨を動かして誘導して排出する仕事をしていました。


出るものは出さなければ。


排泄は大切です。  

Posted by ActiveSleep at 17:16Comments(0)