2012年04月23日

脳にたまる借金

脳は、目覚めている限り、

睡眠物質がたまり続けます。



睡眠物質として考えられているのは、

アデノシンとプロスタグランディンD2です。





何もしていなくても、

これらの物質は、

どんどん脳にたまっていき、

脳の働きを低下させていきます。





一日の生活で最初に訪れる

睡眠物質のピークは、

12時~14時です。





この時間は、

昼食後で満腹になるから眠くなると

考えがちですが、

実は、食事に関係なく眠くなることが

実験で証明されています。





脳の働きが低下したときにとるべき

行動は、



気分転換として、

散歩、談笑、洗顔、コーヒーなど。





これらの行動で、

眠気を覚ましても、

睡眠物質はなくなりません。





一時的に脳が覚醒した後に、

急激に眠くなります。



14時ごろの会議でものすごく眠くなる

のは、そのためです。





睡眠物質を減らす方法は

ただ一つ。



眠ることです。



昼寝を科学的に検証した研究では、

10~30分の仮眠で

その後、3時間の集中力を高めることが

明らかにされています。





30分以上眠ると、

θ波という脳波がでて、

夜間睡眠を食いつぶしてしまいます。





ほんのちょっとの隙間で

脳を回復!
  

Posted by ActiveSleep at 12:10Comments(1)