2013年07月10日

後悔したら手作業で前頭葉を鎮める

おはようございます。



後悔しているときの脳は

どんな感じなんでしょう?



前頭葉の下の方、

ちょうど目の上あたりに位置する

眼窩前頭皮質が活発になると

延々と後悔します。



この部位は抑制機能をつかさどります。

先を予測して行動を慎重にさせる働きがある。



よく働くときは、

見境なく行動してしまうのを抑制し、

行動の結果を慎重に吟味できるようになります。



しかし、悪く働いているときは

ぐるぐる後悔スパイラルです。



後悔しているときは

全ての行動に無意味に慎重になり

何も手につかない状態になります。



心ここにあらず。みたいな。



そこで手作業を。

とにかく手を動かします。

皿洗い、アイロンがけ、洗濯畳みなど

丁寧にしていると頭頂葉という感覚が集合する

場所が活発になり、前頭葉の働きは低下します。



陶芸、園芸、料理みたいな

普通の家事よりさらに集中して手を動かす

ことをやると後悔脳は鎮静して

あらスッキリ!



この方法、

実は認知症治療に使われます。

絵画など集中して描写しているときは、

物盗られ妄想やら被害妄想が背景化し、

スッキリ現実的な対応ができるようになります。



私たちの日常でも

この仕組みはぜひ使いたいですね。



後悔したら、

すかさず手作業を。



後悔にエネルギーを消費させずに、

うまく切り替えていきましょう。





「あなたの人生を変える睡眠の法則」

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この前頭葉と頭頂葉の関係は、

競合の原理という仕組みです。



こちらの本では、

ぐるぐる考えて眠れないときの対処として、

競合の原理を詳しくご紹介しています。



毎日の充実に、

ぜひお役立てください。

  

Posted by ActiveSleep at 08:49Comments(0)