2013年04月26日

遺伝子が違う人の生活はマネなくてもよい

ヒトは遺伝子に合わせて

行動します。



朝型の生活で生産性が上がる人もいれば、

夜型の生活で生産性が上がる人もいます。



DNAからRNAがつくられ、RANが鋳型となって

アミノ酸の鎖がつくられ、折りたたまれてタンパク質になる。

このセントラルドクマに沿って時計遺伝子を見ると

たんぱく質がカチッ、RNAがコチッと時を刻むという

表現されています。



遺伝子が時を刻み、

その時間によって私たちの行動が合せられているならば、

遺伝子の違う他人の生活をまねる必要はありません。



周りの人が良いと言っている生活習慣を

ついマネしてみたくなるものですが、

自分に合った生活スタイルを見つけることが大切です。



自分にベストなサイクルは

起床から4時間後に眠気がないことが条件。

最も脳波活動が高い起床4時間後をどの時間にもっていくか。

集中力のシフトをしましょう。



起床4時間後に眠気があれば、

規則正しい生活をしていても睡眠不足です。

平日の就寝を5分でも10分でも早めて、

トータルの睡眠量を増やしていく必要があります。



自分の能力を最大限に活かす

スケジュール。

実は、過去の自分の生活の中にヒントがあります。

体調が良く、元気で集中できていたときに

どのような生活をしていたか。



例えば、食事より入浴が先だった。とか。

朝は外に出て水やりをしていた。とか。

忘れてしまっていた行為が、

自分の時計遺伝子に合った生活の重要なファクターかも

しれません。



今の忙しい生活の中に、

過去の重要なファクターをうまく組み込めば、

生活を極端に変えなくても

うまく歯車がかみ合ってくるはずです。



「あなたの人生を変える睡眠の法則」

http://www.amazon.co.jp/dp/4426115272



私たち人間には、

普遍的な部分と個別的な部分が共存しています。

個人差があるのはもちろんですが、

その中にある一定の法則性があることも事実。



この本では、そんな睡眠の法則を

詳しくご紹介しています。



「起床から4時間以内に光を見て、

6時間後に目を閉じ、

11時間後に姿勢を良くする」



この4-6-11の法則は、

時計遺伝子に合った生活サイクルをつくるための

必須事項です。



ぜひ、ご活用ください。
  

Posted by ActiveSleep at 10:07Comments(0)