2012年03月22日

脳内の目覚まし時計を使おう

眠る前に「6時に起きる」と唱えると、
その3時間前から、コルチゾールが分泌されて
起きる準備を始めます。


コルチゾールとは、
副腎皮質ホルモンで、
ストレスがかかっているときに
増える特徴があります。

つまり、起きて活動するという
ストレス(この場合いいストレスですが)に対し、
血圧や血糖値を上げて備えようと
働きます。


しかし、このコルチゾール、
急に起こされると、
準備不足の状態から急激に
分泌されるのでかなり脳と体に
負担がかかります。

起きる時間を意識せずに目覚ましをかけるだけだと、
目覚ましが鳴ったとき急激にコルチゾールが分泌され、
かなり不機嫌な朝になるというわけです。


朝、どうも不機嫌になってしまう、とか
なかなか布団から出られないという人は、
眠る前に3回、

「6時に起きる」「6時に起きる」「6時に起きる」

と頭の中で唱えてみましょう。


この方法、自己覚醒法と呼ばれ、
医療機関でも指導されています。


脳には、こんなに便利な目覚まし機能があります。
ぜひ、使いこなしましょう。  

Posted by ActiveSleep at 06:22Comments(0)