2012年03月20日

仰向けはかなりリスク

食事中に急に咳き込んだり、
むせるなと思ったら、
寝ている姿勢を見直してみましょう。


仰向けは、リラックスしたイメージがあります。
仰向けでくつろいでいる人の広告や、
かわいい寝顔の写真などが、そのイメージをつくっています。


しかし、ヒトはもともと脊椎動物。
四足で過ごすのに適した場所に臓器があります。


仰向けになると、重力によって、
臓器の位置は、体内で上か横に流れます。
横隔膜が上方向に流れれば、
肺の容量は当然小さくなりますので、
呼吸の量が少なくなります。

腰やひざの痛みも、
身体が安定しない状態が7~8時間続くからです。
病院でのうつぶせ寝の指導をしますし、
身体に変形がある方は、うつぶせの訓練をします。


動物はうつぶせ寝をします。
ウサギは、腹を出しているときがありますが、
それは、日光で消毒して寄生虫を駆除しているためです。


うつぶせをすると、体が痛いという人もいます。


首を横に向けて、胸の下に低いクッションか
タオルを敷いてみましょう。
片手を肩の横に出し、もう片方の手は
まっすぐ伸ばして下にさげていましょう。

睡眠中、うつぶせでの動き方を体が覚えてくると、
体の痛みも減ってきますよ。  

Posted by ActiveSleep at 06:53Comments(0)