2013年08月20日
知らないふりは知ったかぶりより後ろめたい!?
おはようございます。
会話中にときどきみられるのが、
知ったかぶりや知らないふりをすること。
知ったかぶり、知らないふり。
そのどちらをしているときも前頭前野の各部位が働きます。
左背外側前頭前野、右腹外側前頭前野、右背内側前頭前野。
主に抑制を司るこれらの部位は、
事実をぐっと抑制して違うことを言うという
脳の活動を表していると考えられます。
落語「千早ふる」のように
知ったかぶりは見ていて笑えます。
本人もどうしよう・・・と引っ込みがつかない感じで
ほほえましいこともありますし、
それは話を盛り過ぎ!と聞いている方も
分かりやすいこともあります。
一方で、知らないふりは
陰湿さや悪意を感じることもあります。
知らないふりは、上記の脳部位に加えて
右前部帯状回の活動も活発になっています。
これは、過去の記憶に対する葛藤が含まれる表れ。
知らんぷりの方が後ろめたさがあるという
ことかもしれませんね。
それにしても神経活動をみると、
どちらも随分エネルギー使っています。
このエネルギーの使い道、
間違えたくないですね。
「あなたの人生を変える睡眠の法則」
http://www.amazon.co.jp/dp/4426115272
脳の仕組みが分かると、
毎日の些細な場面が違って見えてきます。
こちらの本では、
睡眠を脳を活用するツールとして
とらえてご紹介しています。
毎日の生活の充実に、
ぜひご活用ください。
Posted by ActiveSleep at
08:52
│Comments(0)