2013年08月19日

現金報酬より仮眠の方が脳力アップ!?


おはようございます。

注意力の研究では
人の注意力は午前がピークで
どんどん低下していくことが知られています。

脳波活動が最もピークなのは、
起床4時間後。6時おきの人は10時です。

そんな午前中から午後にかけて下がる
注意力を保ち続けるにはどうすればよいのでしょう?

皆さんは
社員の人にきっちり働いてもらいたかったら、
どうしますか?

この仕事を終えたら特別ボーナス!

みたいな現金報酬を考えるのが一般的だと思います。

この研究では、
1日に4回注意力テストが行われました。



午前が一番注意力が高く、
午後にかけて低下していく。

そこで、現金報酬を与える条件にしましたが、
注意力は改善しませんでした。

ところが、
2回目のテストと3回目のテストの間、
昼の時間帯に30分の仮眠をとる条件にすると、
注意力は低下せず、むしろ向上することも
みられたということです。

つまり、
社員にきっちり働いてもらうには、
現金報酬より仮眠が有効と。


これは
価値観を覆されるような結果ですね。

社員の立場では
報酬をもらうと気分は盛り上がりますが、
それで作業がはかどるわけではない。
というのはなんとなくわかる気がします。
それとこれとは別。みたいな。

ところが
人をやる気にさせなければならない場面では、
報酬を与えるという選択をする方が
ほとんどだと思います。

その場限りのやる気より
客観的な能力アップができる方法を
選びたいですね。



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睡眠を科学的にとらえると、
私たちの仕事を向上させるヒントが
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毎日の充実に
ぜひ、お役立てください。  

Posted by ActiveSleep at 07:13Comments(0)