2013年10月25日

醜いと感じるだけで手が出てしまう脳とは?

こんにちは。

作業療法士の菅原洋平(すがわらようへい)です。



「美しい」と「醜い」を感じるときの

脳はどうなっているのでしょうか?



美しいと感じたとき

眼窩前頭皮質が活発になります。



ここは報酬系であり、

美しいものを見るのは脳にとってご褒美ということ。

報酬系は、その行為を繰りかえす性質があるので、

キレイなものは見続ける仕組みになっているよう。



一方、

醜いと感じたときは

左運動野が活発になる。



これは右手を動かす部位。



本来は、自分に害があると感じたら

それを防いだり回避する反応だと考えられます。



でも、一旦相手を醜いと感じたら

見るだけで手をあげてしまう暴力の仕組みだとも

考えられて恐ろしい。



ただし、

脳は、反応が起こればその通り行動するほど

単純ではありません。



しっかり覚醒した脳であれば、

刺激に対する反応だけでなく、

より高いレベルの判断を下します。



短期的な得より長期的な得を選択するように。



脳の仕組みを知りつつ、

上手に付き合いたいですね。





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Posted by ActiveSleep at 14:12Comments(0)