2012年07月26日

照明でがんになってはつまらない

国際がん研究機関の出す

発がんリスク2A

(probably :恐らくリスクあり)に

生体リズムを乱す交代勤務が

入っています。




これは、

夜間照明を使うことで

メラトニンという物質が

減ってしまうから。




メラトニンは

抗酸化作用があることから

抗がん作用をもっていると

考えられています。




マウスの実験でも

光を当て続けたところ

がん細胞が増殖したことが

明らかに。




問題は

交代勤務をしていないのに

自宅環境でメラトニンを

減らしてしまうことです。




日本は

部屋の隅々まで

昼光色、昼白色で明るくする

文化が根付いています。




部屋を明るくし、

気分を高揚させて

元気にすごそう。

という経済成長の時代に

発想されたのですが

その弊害が今になって

見えてきています。




また

最近の研究では

子どもは大人より

メラトニンが減りやすいことが

明らかになっています。




同じ家に住んでいても

子どもの方がメラトニンが

減っている。




メラトニンは

夜しっかり増えると

昼間しっかり減るリズムをもっています。




子どもが朝起きられなく

ぼーっとして元気がないのは

メラトニンが関与しているかも。




夜間は、

電球色や間接照明が

妥当です。




寝室の小玉電球でも

長時間ついているので

メラトニンを減らします。

できれば真っ暗にするか、

子どもが寝た後で消してあげる。




昼光色、昼白色は

朝に使う部屋に適します。




いまさら

夜真っ暗の生活をするのは

到底ムリ。




ならば

上手に付き合う方法を

見出していきましょう。


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Posted by ActiveSleep at 08:51│Comments(0)
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