2012年07月03日

起床3時間前の準備

目覚ましで起きることを

「強制覚醒」と言います。



それに対して、

自分で目覚めることは

「自己覚醒」と言います。



この違いは何か。




それは睡眠慣性です。




睡眠慣性とは、

慣性の法則のように

睡眠が終わったにもかかわらず、

起きた後もぼーっとしてしまうこと。




睡眠物質が頭にたまったままで

なかなか活動に移れない。

そのまま運転すれば、

事故のリスク大です。




「強制覚醒」では、

睡眠慣性が強く出ます。




ジリジリジリ!!と

目覚めても、

しばらくベットから出られない。




これは、

脳がいつ目覚めるかを

聞かされていなかったところに

いきなりベルが鳴った状態。




急いで血圧を上げる

コルチゾールという物質を

分泌するので、

脳にかかる負担は大きく、

そのせいで

とても不機嫌になります。




「自己覚醒」とは、

眠る前に

「明日は〇時に起きる」と

宣言すること。




声に出しても出さなくても

宣言できます。




すると、

脳にスケジュールが組まれるので

目標起床時間の

3時間前から

徐々にコルチゾールを

分泌していきます。




起床時の脳にかかる負担が

少なく、朝はからだも気分も

スッキリ。




たわいないことですが、

気持ち良い生活には、

脳とうまい付き合うことが

必要なのです。






Posted by ActiveSleep at 09:18│Comments(0)
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起床3時間前の準備
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