2012年05月10日

話を聞いていないときの脳は?

話を聞いているときに、頭の中ではぜんぜん

関係ないことを考えることができます。




これは、デフォルトモード神経回路の仕業です。



脳の神経は、

何かに注意を払おうとしたときに、

2種類の神経回路を使い分けて、

フォーカスします。



1つは、

注意関連回路。


人の話に耳を傾けているときに

使われる回路で、

いわゆる集中力を反映している

神経です。





そして、もう一つが

デフォルトモード神経回路。


デフォルト(初期設定)モード

なので、

なにもしていないときに働く脳の

神経回路です。




脳の前の部分にある

前頭葉のさらに奥、

眼の上のあたりにあります。





睡眠が不足すると、

このデフォルトモード神経回路が活発に

働いてしまいます。


すると、

集中しなければならない対象が

あるにも関わらず、

関係ないことが

頭の中に浮かんできます。





こうして

「あっ聞いていませんでした」

が起こります。




脳のコンディションがよいということは、

抑制が働くということ。




つまり、目的に見合わない神経回路を

抑制できるかどうかにかかっています。





良い睡眠が、

仕事の効率を高めるメカニズムは

ここにあります。





2012年3月ビジネスプラン発表会で

ゲリラ的に行われた快眠講座が

you tubeにアップされました。

http://www.youtube.com/watch?v=N5baU2g99i0



Posted by ActiveSleep at 08:12│Comments(0)
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