2013年10月21日

寝つきが悪い人の寝つくまでの長い時間は気のせい!?

おはようございます。



作業療法士の菅原洋平(すがわらようへい)です。



人間には、

いつ眠ったかを自覚する睡眠感というものがあります。



【眠りに入るまでの段階とは】



目を閉じると脳波はアルファ波になり、

まず聴覚が敏感になります。

周囲のがさごそする音が聞こえたり、

近所の犬の鳴き声が気になりやすいのは、

聴覚が敏感になっているサインです。



次に、

もやもや考えが浮かんできて

これがだんだん非現実的なものに変わります。

アルファ波が徐々に減って、

シータ波が出てきます。



さらに、

このもやもやした考えが消えていきます。

この段階は、4段階ある睡眠段階のうちの

第2段階にあたります。



私たちは、ここで「眠った」と感じます。





【眠るまでが長く感じるのは気のせい!?】



通常は、

睡眠段階2で睡眠感を得るのですが、

寝つきが悪い人は、この睡眠感を得るまでの時間が

15分程度遅いことが明らかになっています。



寝つきが悪い人の寝つくまでの長い時間は気のせい!?



つまり、

脳は、寝つきが良い人と同じように

睡眠に入っているのですが、

自分は眠ったと感じていないということ。



寝つきが悪い人ほど、

寝つくまでの時間を長く見積もってしまうのです。



自分が時間を長く見積もっているだけで、

実際には、通常通り睡眠に入っていることがほとんど。



入眠までの時間を長く見積もりやすいということを

あらかじめ知っていれば、

焦らずに済みます。

時間が長く感じても

脳はちゃんと眠っているので、安心して下さい。





誰でもできる!「睡眠の法則」超活用法

(自由国民社)



人間は、仕組みが分かると生理現象が改善する

傾向があります。



この本では、医療現場で患者さんの睡眠を整えるために

実践された「睡眠の法則」をご紹介しています。


おかげさまで11万部を突破いたしました


「あなたの人生を変える睡眠の法則」

(自由国民社)の実践編です。




睡眠の仕組みを知って、

毎日をもっと充実させていきましょう。




スクール形式で睡眠を学んで

確実に自分の睡眠を改善する。

スリープスクール第4期 も募集中です。

皆さんのご参加をお待ちしております。




お問い合せ先は、


ユークロニア株式会社東京オフィス
03-5563-5153
会社ホームページはこちらhttp://activesleep.net/






Posted by ActiveSleep at 09:21│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
寝つきが悪い人の寝つくまでの長い時間は気のせい!?
    コメント(0)