2013年09月13日
現実的な規則正しい生活とは
規則正しい生活とは、
不規則な勤務をしている時点で
あきらめてしまいがちです。
皆さんは、
「規則正しい生活」と聞くと、
どんな生活を思い浮かべますか?
毎日同じ時間に眠って、
同じ時間に起きる。
そんなイメージを持たれている人が
多いと思います。
でも、これは今の世の生活では、
相当難しいことです。
健康管理をテーマにしたときに、
「規則正しい生活」という言葉が安易に
使われますが、そんなに困難な目標を
いきなりつきつけられてしまいますと、
最初からあきらめムードになってしまいますよね。
そこで、
「規則正しい」の意味を
科学的に定義してみましょう。
規則正しい、とは生体リズムが整っているという状態。
生体リズムは、2週間以上ずれると、
深部体温リズムがずれてしまい、戻せなくなってしまいます。
ここから、
①「夜更かし朝寝坊は2週間以上継続しない」
ということが最低限の基準になります。
人間の生体リズムは、24.5~25時間近辺なので、
1日24時間との差は約1時間。
そこで、1時間の時差を修正するには、1日かかります。
1時間寝坊すると、
そのずれを修正するには1日かかる。
ということは、1時間までの寝坊は大丈夫ということになります。
寝坊が2日続かないということが大切なので、
土日連休のときは、どちらか1日は、平日と同じ時間に
起きられれば大丈夫です。
②「寝坊が2日続かない」
ということが理想的な基準になります。
この①と②の間をとることが
現実的な規則正しい生活と言えると思います。
そして大事なことは、
生体リズムは起床時間によって決まるということです。
起床時間から眠くなる時間が決まります。
ということは、就寝時間をそろえるという行為には、
それほど意味がありません。
1日おきに決まった時間に起きられていれば、
生体リズムはずれない。
これが、今の私たちが目指す基準だと思います。
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Posted by ActiveSleep at 18:05│Comments(0)