2013年07月30日
顔を数秒長く見れば外交的に!?
こんばんは
私の恩師の先生は、
一度会った学生の顔はみんな覚えている方でした。
私は、人の顔を覚えるのがとても苦手です。
人によって、
視界に入った映像の中で、
人の顔に注目する方と、周りの風景などに注目する方が
います。
これは、無意識に行われる脳の処理なのですが、
これが結構人との接し方に影響を与えているという
考えがあります。
人の顔に注目する系統をもっている人は、
外交的で、人当たりがよく、
でもちょっと行き過ぎると馴れ馴れしい傾向が
あるとのこと。
さらに、
人の顔に注目するというより、
注目した後、その注目を外しにくいという
メカニズムかもしれないということです。
一般的には、
外交的だから人の顔をじっと見るのだと
思われがちですが、これがどうも、
顔をじっと見る脳のつくりだから外交的だ、
という説明の方が正しいのではないか、ということが
脳の研究から示されているということです。
ということは、
内向的な人が、外交的に振舞わなければならない場面では、
いつもより人の顔を数秒長く見てみれば良いのではないか、
という発想が出てきます。
自分の性格や得意不得意を変えるのは、
とても難しいことですが、ちょっとした仕草を変えるなら
できるかもしれませんね。
人前に立ったり、
チームのコミュニケーションを円滑にしようと
思ったら、数秒長く顔を見る。
やってみる価値はあるかもしれません。
Posted by ActiveSleep at 19:47│Comments(0)