2013年07月09日

ネットサーフィンが始まる脳の仕組み

おはようございます。



帰宅後にPCの電源をONして、

いつの間にか始まるネットサーフィン。



この無意識な行為で

やるべきことが後回しになって

どんどん悪循環に。



そんな経験はありませんか?



脳が行為をするときは2系統。

①モデルフリーシステム(基底核系)

②モデルベースシステム(前頭前野系)です。



①は自動的な動作で、

例えば、コップを見れば手を伸ばす。

コップの所有者が前にいても見た物には

手を伸ばす自動的な動作です。



この例は極端ではありますが、

見ると手を伸ばしてしまうのが、

リモコンやスイッチ。

まさに無意識の自動化された動作です。



一方②は状況を見て判断し、

コップの前に人がいれば手は伸ばさない。

とても人間的な行為の選択です。



精神科にいたときは、

アルコール依存症や窃盗癖がある患者さんは

ふとした瞬間に①が作動し、その場をいなくなったと

思ったら、飲んだり物を盗ったりしている。

そんな場面に何度も立ち会いました。



そんなとき、患者さんは表情がなく

人が変わったように能面のような顔をしています。



①の駆動系であるドーパミンは、

増えているときに笑わなくなることが知られています。



私たちが毎日体験する

このドーパミンに支配された状態は、

無意識にPCやTVをつけてやることが後回しになったとき。



スイッチに手を伸ばしているときは、

おそらく能面のような顔をしています。





スイッチに手を伸ばしたら

こいつ(ドーパミン)の顔を思い出してください。


ネットサーフィンが始まる脳の仕組み






こんなヤツに負けていられない!



人間らしい判断ができる

モデルベースシステムを活用し、

自分のやりたいこと、やるべきことを

実現させていきましょう。





「あなたの人生を変える睡眠の法則」

http://www.amazon.co.jp/dp/4426115272



毎日何気なくとっている睡眠ですが、

私たちが行きたい方向に向かっているのかを

判断するときに重要な現象がこの睡眠です。



脳の一時的な反応に支配されずに、

豊かに脳を活用して、

本来のポテンシャルを発揮する。



この本では、

不規則な方ほど知っていただきたい、

ちょっとした工夫で生体リズムを整え、

睡眠を充実させる科学的な方法をご紹介

しています。



毎日の生活の充実に、

ぜひ、ご活用ください。



Posted by ActiveSleep at 09:28│Comments(0)
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