2013年12月24日

睡眠中に歩き回る睡眠時遊行症とは

こんにちは。
作業療法士の菅原洋平です。

子どもが夜寝ているときに
突然起きて歩き出すことがあります。

神霊現象かと思ってしまうかもしれませんが、
これは睡眠時遊行症。

脳が急速に発達している途中では、
大脳は眠っているにも関わらず、
自動化された運動がまとまって出力されることが
あります。

例えば、
むくっと起き上がって、
着替えて歩いて玄関に行って
靴を履いて外に出るなんてことも。




この現象は
歩き始めたら見られ
4~8歳がピーク。
成人でもまれにみられることがあります。

周りにいる人が、
無理に制止すると
暴れることがあるので
落ち着いて見守れば大丈夫です。

この現象が見られたら
何か問題があるとかいうことではなく、
脳が発達していけば
だんだん見られなくなっていきます。

知っていれば、
落ち着いて対応できますね。


睡眠は、
実に多彩な現象があります。

おかげさまで好評をいただいております
「仕事力が上がる睡眠の超技法」 (祥伝社)

こちらでは、
睡眠と病気や体調不良との関係を
整理し、予防するためのちょっとしたコツを
紹介しています。


楽しみながら
日々の生活にお役立て
いただきたいです。




Posted by ActiveSleep at 16:04│Comments(0)
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